MMDとUTAUでできること

ゆっくりといきましょう

MMD動画の作成手順

最近は短めの動画をアップすることが多いのですが、これはストーリ性のあるものをなかなか思いつかないので練習がてらに短いものを作成しているためです(それでも作るものが思いつかないのですが・・・)。今回は、どのようにMMD動画を作成しているかについて少しお話しさせていただきます(他の方がどのように作っているか分からないので一般的な方法ではないかもしれません)。

 

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私がMMD動画を作成する時の手順は、
 ①作るものの主題、アウトラインを考える
 ②これに合わせてストーリー、セリフ(いわゆるシナリオ的なもの)を考える
 ③セリフをUTAUで作成する
 ④UTAUのセリフをシナリオの通りに編集、合わせて時間調整する(Audacityを利用)
  (この作業でだいたいの時間進行が決まります)
[pre⑤必要に応じて事前にモデル調整、アクセサリ作成などをします(主にPmxEditor、xismoの作業になります)]
 ⑤セリフに合わせてMMDでシーンを作成する
  ⑤-1ラフモーション、シーン割りの作成(いわゆる絵コンテに相当)
  ⑤-2モーション、表情の作り込み
  ⑤-3カメラ調整
  ⑤-4MME(映像効果)の適用(MMEはパソコンの負荷が大きいため最後に)
  ⑤-5各シーンのaviファイルでのアウトプット
 ⑥シーンに合わせてBGM、効果音を編集、挿入する(Audacityのファイルで)
  (BGM、効果音を入れてからMMDでアウトプットすることも多いです)
 ⑦各シーンをシナリオに合わせて編集する(Aviutlを利用)
  (字幕、映像効果の他、追加のBGM、効果音などを加えます)
 ⑧エンコード出力(最近はAviutlのpluginのx264guiExを使うことが多いです)
  (動画をインターネット上で閲覧できるようにする作業です)

というステップをとります。

ただこの通りに流れ作業をしているのではなく、それぞれのステップで何度もやり直しが必要になります。例えばUTAUでセリフを作るにしても、一度でOKになることはなく、何度か調整し、また日を改めて聞き直し調整することが大切です。一度に仕上げようとしても作業をしている間に感覚が作ったものに慣れてしまい不自然な個所がわからなくなるためです。そのためどうしても改めて聴き直す作業が必要になります。MMDで作るモーションにしても見直してみると作業中気がつかなかった修正個所が見つかります。これは何度やっても出てきます。ですのである程度かけた時間により出来上がるものが違ってきます。また、次のステップに移ってから前の作業を修正しようとすると修正の影響が大きくなり、手に負えなくなることもありますので各ステップでの作り込みは丁寧にしておく必要があります。

また、作業にどれくらい時間がかかるかと言うと(これは実際に計っているわけではないので感覚ですが)、1~2分程度の動画でUTAUとMMDの作業で2~3週間(週20時間作業をするとして、40~60時間程度)かかります。その他にシナリオ作成、モデリングなどがありますのでおおむね1カ月の作業かと思います。ただし、どのようなものを作り、どの程度作りこむかによるので作業時間は大きく変わります(MMD杯に参加した5分程度のものは3~4カ月程度の作業期間でした)。特に①の企画の部分は時間では計れないものです。何か動画にできそうなアイデアを見つけるまで時間がかかるからです。そこができて作業に入れば流れに乗れるのですが・・・。シリーズものを定期的に作成されている方は本当にすごいなと感じます。

MMDで動画を作っていて思うことは、作業をしなければ前に進まないということです。一日、一日ほんの少しでも作業を続ければ少しずつ前に進んでいきます。少しだけしても意味がないと思って何もしなければ何日たっても前には進まないということです。そして次のステップに移ると後戻りが大変になるのでステップ内の作業はある程度納得できるものにしておくということです。

このように何度も何度も同じ作業を繰り返し、見直し、調整してMMD動画を作っています。ですので、1分程度の動画がひと月間隔くらいでアップされていればそこそこ作業はしているんだなとご理解ください。皆さんの動画にいただくコメントはとても励みになります。ありがとうございます。