MMDとUTAU その先にあるもの

ゆっくりいきましょう

現在作成中のドラマについて

そもそも今回作成中のドラマ(タイトル:Message in a bottle)のきっかけとなったのは、オリオン座のベテルギウス超新星爆発をおこす可能性があるということを聞いたことからです。宇宙情報センターによるとベテルギウスは赤色超巨星で太陽の1000倍くらいの大きさらしいです。

 

f:id:kwmgc:20090216163931j:plain
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したベテルギウス (c)AndreaDupree(Harvard-SmithsonianCfA),
RonaldGilliland(STScI),NASA and ESA:宇宙情報センターHPより
ベテルギウスは向って左上(狩人オリオンの右肩)にある星です)

宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER :ベテルギウス

 

距離は640光年なので仮に今爆発してもそれを知るのは640年先になります。ひょっとしたら今はもう爆発を起こしていているかもしれません。そう考えると、この宇宙の中での時間の感覚をどうとらえればいいのだろうという思いが出てきました。地球から見る宇宙の今は宇宙のどこか先の場所では何年も前のことになるのです。

 

また、相対論によると、運動の速度とか重力とかでその人ごとに時間の進み方が異なるという話もあります。このことを考えるときにいつも思い出すのは、あるアニメで見た「宇宙を旅していると昔の友達に会えるような気がする」というセリフです。その人ごとに時間の進み方が異なっているのであれば、もう会えなくなってしまった友達にも合うことができるかもしれないのです。時間を遡ることはできないにしてもです。

 

こういった時間に関する諸々のセンチメンタルな部分を寄せ集め今回のドラマを作り始めました。「人によって異なる時間の流れ」「場所により異なる今という時間」ということをモチーフとしているのです。

 

物語は、ある日テトが波に打ち上げられたビンを拾うところから始まります。

   

f:id:kwmgc:20160420205759j:plain

 

その中のものを見てテトたちが彼女らなりの対応をとるというものです。

 

私の作るドラマは、そこに出てくる個々のキャラクターを愛でるためのものなのでストーリーの作りこみなどはあまりありません。ですので、先に書いたようなことを物語から知ることもないのですが、個々のセリフ、カットなどに少しだけ読み取れるものがあるかもしれません。

 

動画は現在編集段階になっています。来週ぐらいに公開できればいいなと思っています。